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ベイマラソンリポート。 by吉田特派員。

11月18日(日)坂町で広島ベイマラソンが開催されました。

この近辺で一番近いフルマラソン開催地。
簡単に説明しますとコースは一周5kmのコースを8周とプラス2.195kmを走ります。
マラソンでよく見られる給水ポイントは2か所用意され、それ以外にも水、バナナ、あめ、レモンが準備されています。
(マラソンについて詳しくは11/7のブログ『マラソン概要編』をご参照ください。)
この大会はフルだけでなくハーフ、5kmのジョギング種目もあり、ジュニアの天野君親子、澤田君など府中町から多くの参加者があったようです。
そして走るリポーター、吉田特派員は人生初のフルマラソン。
42.195kmの戦いをどのように制したのか。吉田リポートです。

舞台は第22回広島ベイマラソン。初めてフルマラソンに挑戦してきました。
同時スタートで行われたハーフマラソンには、平野さんが貫禄の速さで走られてました。
男のプライドをかけた井畝さんは、スタートから快調に狙いのサブ3.5(3時間30分切り)のレースペースに持ち込んで、ほぼイーブン(同一ペース)で走っていたように見えました。
私は、初のフルマラソンでレース運びの要領が掴めず、自分で組み立てた作戦で走り始めました。
走れる時に貯金作戦です。これが神田さん(空城長距離総監督?)から思いっきりダメ出しを受けたのですが、何故ダメなのか、同じ空城ランナーズの橋本さんの走りから判明します。
フルマラソンをよくテレビ中継で観察すると分かるんですが、それぞれの選手が、どの様なペース配分と戦略でレースを組み立てながら走り、どのタイミングでスイッチを入れてスパートをかけてくるのかワクワクしながら観れますよね。

さて、この三人の作戦です。(私の客観的な予想も入ってます。)

① 吉田作戦:入りを抑えて、終盤のタイム落ちを考慮して、中盤で様子を見ながらペースアップ、30kmの壁からは、ペースダウンしてゴール・・・予想タイム4時間切り
② 井畝作戦:入りを抑えて、調子が上がったらサブ3.5のレースペースをイーブンで目標達成・・・予想タイム3時間30分切り
③ 橋本作戦:心拍数管理とネガティブスプリットを実践し、前半抑えて後半スパートで30kmの壁を克服&サブ3.5達成・・・
予想タイム3時間30分切りこの三者三様の作戦ですが、どの形が一番良かったのでしょう?

結果は、
① 吉田作戦:3時間38分38秒 初フルサブ4達成
② 井畝作戦:3時間30分24秒 惜しくも24秒届かず PB更新
③ 橋本作戦:3時間30分03秒 惜しくも3秒届かず PB更新結果が全てでしょうか?

元々、吉田の実力なんて、誰も知りません。なので、目標値が甘いとも言えます。
それでは、レース中の三人の動きです。
初フルの吉田は、作戦通りに快調にペースを上げて、20km頃に気がつけば橋本さんを抜いてました。挨拶されて、気がつきました。この頃、5km区間のベストラップの23分46秒を出してたので、たぶんそうです。
「速いねぇ、頑張ってね。」「あっ、たぶん、このペース持ちませんから・・・」みたいな会話をしたと思います。

その後も、折り返しごとに挨拶しながら橋本さんをリードしていました。
井畝さんは、ほとんど同じタイミングですれ違っていたので、うまくイーブンで走られていたと思います。途中で、神田さんから、5分差だと教えていただきました。

悲劇は、30km超えてから起きました。
フルマラソンには、30kmの壁があります。初フルの吉田には、その辛さの経験値がなく、甘く見積もってました。30kmちょと前のエイドステーションで、水分とエネルギー(バナナ)を取っている時に、橋本さんに抜かれたようです。背中を見てびっくりしました。完全にスイッチが入ってます。もう全然追いつけないんです。走っても走っても背中がどんどん遠くなっていきます。

吉田は、35km超えた辺りから脚が完全に止まってしまいました。
何度も走り始めるんですが、すぐに止まってしまう。おまけに、意識が朦朧として、もう限界かなぁ~なんて思いながら、惰性で走っていました。
ゴールした時には、橋本さんと井畝が笑顔で迎えてくれました。
私は、余裕が無くてそのまま芝に大の字に倒れました。

結果、橋本さんは、私より5分先を走っていた井畝さんを抜いてゴールされています。
これが強さです。この強さが、フルマラソンに必要なんですよね。
とても勉強になった初フルマラソンでした。

男のプライドをかけた井畝さんは、惜しくも3時間30分を切れなかったのですが、3ヶ月という短期間でうまく調整し、自己ベストを更新され、最高にかっこよかったです。
橋本さんは、防府読売マラソンが本命レースであり、今回のベイマラソンはネガティブスプリットの実践による試走で、素晴らしい結果を残されました。

 長距離ランナーにとっての褒め言葉は、何だと思う?
 「速い」ですか?「強い」だと俺は思う。 
              ・・・ 「風が強く吹いている」 より

最後に・・・周回ごとに温かい声援を送っていただいた空城ランナーズの皆さんには、沢山元気をいただきました。
周回ごとに皆さんの顔を見るのが楽しみで楽しみで・・・。
神田さんの声援も、竹村さんの激励も、石田さんの併走もとても嬉しかったです。
それから、走路でのスタッフをされていた、府中陸協会長 樽谷さんや原田さんにも元気を沢山いただきました。

フルマラソンは、決して一人で走ってないと実感した一日でした。
後日談ですが、神田さんには、ほぼ全員ダメ出しされましたとさ・・・ちゃんちゃん。厳しい~!

以上、走るレポーター吉田でした。

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