2月2日(日)に、音戸一周駅伝大会が開催されました。
府中町陸協のメンバーとして参加した吉田特派員からの
ランナー目線+αのレポートです。お楽しみください♪
第55回 音戸一周駅伝大会
文字通り、音戸町を1周する全長約20㎞のコースを7区間に分けて襷を繋ぐ駅伝大
会です。
その昔は、倉橋町も合わせた音戸倉橋駅伝(通称:おんくら)だったそうです。
距離も今よりずっと長かったとか…
府中町は、第1回から参加しています。
第51回までは、連続出場して表彰されたとか…
諸事情で、1回欠場したため、今回で54回目の挑戦になるわけです。
一桁台のゼッケン番号は、各々の町村に割り当てられており、府中町は5番と6番を
持っています。
昔は、選抜メンバーの5番と6番の2チームでエントリーしていたとか…
それだけにゼッケン番号5番は、重みのある番号という訳です。
その下に書かれた真っ赤な文字”府中町陸協”も…
ちなみに、今は割り当てられたゼッケン番号は、府中町陸協しか無いようです。
今年は、6番が復活して呉市役所に割り当てられてましたが…
開催日:2014年2月2日(日)
場所:音戸公民館及び多目的ホール
コース:
1区(3.1km):音戸市民センター~環境美化センター
2区(2.3㎞):環境美化センター~旧音戸西中学校
3区(3.8㎞):旧音戸西中学校~旧早瀬小学校
4区(女子の部1区)(2.6km):旧早瀬小学校~呉信用金庫倉橋支店
5区(女子の部2区)(2.0㎞):呉信用金庫倉橋支店~旧奥内小学校
6区(女子の部3区)(3.7km):旧奥内小学校~波多見小学校
7区(女子の部4区)(3.4km):波多見小学校~音戸市民センター
※6区以降は、繰り上げスタートがあります。
部門:
①一般・中学の部:全長20.9㎞ 7区間
②女子の部:全長11.7㎞ 4区間
さて、こんなに重みのある駅伝を、特派員ごときがレポート書くなんて50年早い!
何せ、何も知らんのですから…
今回のレポは、ちょっとうんちく抜きのスタイルでいきま~す!
悲劇の序章
1月31日(金)午前11時 病院の一室で点滴中。
『ここにおらんけぇ言うんじゃが、去年は吉田なんやらゆうんが風邪ひいて棄権した
けぇ"#$%&'()OIUYGFR%T&'(IKJNGFRT&'(///』
激しい嘔吐による疲労感と発熱にやられた頭の中を駆け巡る言葉…
((うっ、やばい。なんでよりによって、今年も…))
怒涛の回復力と朗報
2月1日(土)午後
「明日は、どーするん?」と妻。
「調子よくなったし、走るよ。」
「戦力外ランナーじゃけ、走っても2.6kmじゃし。」
「それに、さっき竹村さんからメールが来て、平塩さんが棄権するから2区の2.2㎞
走ってくれって…」
「このくらいなら、迷惑かけずに何とかなるけん。」
((何とか、なるはず。))
まさか、石田さん!
2月2日(日)集合時間 ポプラにて
「石田さん、調子は如何ですか?」
「う~ん、悪いんよぉ」
「太ももの裏が痛むんよぉ」
「誰か、一番短い区間と代わってくれんかなぁ~」
((一番短い区間って、まさかオレ? 石田さんって、3区の3.8㎞では?))
移動中の車内にて…
「ほいじゃぁ~、吉田さん3区走ってや!」と竹村さん
「はい!スピードは、故障した石田さんくらいしか出ませんが…」
((何とかなるっしょ!この日のために頑張ってきたんじゃし。何よりも石田さん助け
んと。))
待機中の旧音戸西中学校にて…
「森元さん、区間2位で石田さんに繋いだよ。」と行平監督。
((はぁ?ヤバいでしょ?オレ!))
おっ、重い!
「吉田さん、すまん。」
「あとよろしく!」
石田さん、故障の脚でも5人に抜かれた程度で、私に襷を繋ぐ。
「はい!」
って事は、7位か?
((ん???? 重い…自分の身体じゃないみたい。))
((病み上がりって、こんなに辛いのねぇ~。))
そして、ゼッケン5番の重み
「頑張ってぇ~」
「ゼッケン5番よ。府中町が来たよぉ~」
「頑張れぇ~、頑張れぇ~」
((やっぱ、このゼッケン重すぎだわぁ))
吐きそう…
「ありがとうございま~す!」
「頑張りま~す!ぅ うっぷ!」
((やばい、吐きそう…))
なに?ヤツらは、化け物か?
((ひと~り、ふた~り、さ~んに~ん、…ごに~ん。))
((なんや、あの速さ!…抜かれちゃったよ。))
竹村さん、よろしく!
((終わる。あの先まで行けば、全て終わるんじゃぁ~!))
「竹村さん、よろしくお願いしま~す!」
((燃え尽きたよ。真っ白に…))
そして、府中町陸協は、吉田特派員というごく普通の戦力外リーマンランナーを投入
したにも関わらず、数年ぶりに赤い襷を全ての区間繋げたのでした。
白い襷を使うことなく…
結果は、後日アップされるのか?
それとも知ることなく、葬られるのか?
特派員は、知る由もありません。
エピローグ
南公民館にて打ち上げ…
「空城の外周は、実は761mあるんじゃが。」
「あそこを1周2分11秒で走るんよ。」
「20周か?」
「40周です。」神田さん
2分11秒は無理じゃが、2分30秒じゃの3分切るじゃの…
この人たちって…
何言ってんだか、さっぱり分からん。
次元が違いすぎるわぁ。
特派員は、こ~こに居てもいいですかぁ~♪
乾杯!
次回、実録「特派員、あの府中町駅伝大会を(たぶん)走る!」をお楽しみに!
PR