もう11月になろうとしていますね。
体育祭や文化祭、音楽発表会など、小中学校は多忙の、活躍の秋でしたね。
府中町陸上競技協会もリレーカーニバルと、スポーツの秋らしいイベントを
展開しました。
陸上界はトラックシーズンからロード、長距離シーズンに移行しています。
中学生の箱根(言い過ぎ?)ともいわれる中国中学校駅伝大会が11月11日(日)、
東広島運動公園を発着地点とし、開催されます。
男子は6区間、総走行距離17.6km。
女子は5区間、総走行距離12.2km。
男子は73回目、女子は22回目となるこの大会。長距離の練習はここを目標に
1年間鍛錬していると言っても過言ではありません。
この歴史ある大会に出場するにはまず、出場権を獲得しなければなりません。
まず一つ目の条件は各郡市に代表校数があること。その枠を目指して戦います。
二つ目の条件は大会出場規定があること。
女子の条件は
・5人の3000m平均タイムが11分29秒台まで
・または5人の1500m平均タイムが5分19秒台まで
男子の条件は6人の3000m平均タイムが9分59秒台まで
この条件を10月28日(日)までのトラックの公式大会でクリアーしなくてはなりません。
府中中学校、緑ヶ丘中学校男女ともに出場権を得ることができたようです。
そうしてホッとするのもつかの間。
次は補欠までの出場選手を選ぶため、チーム内で選抜レースが行われます。
その最終レースが先週末、10/27(土)、呉郷原グランドで行われました。
みんなこの日に向け、練習してきたようなものです。
どうしても切符を手に入れたい。そのためにこの日まで頑張ってきた。
誰一人とスタートラインに立つことだけが目的では無かったそうです。
そんな気迫のレースが繰り広げられ、「みんな自己新記録」を目指していました。
結果は。
目的に達した人もいます。自分を超えたにも関わらづ、願い叶わなかった人もいます。
陸上という競技は結果がタイムで明らかになる世界共通基準の解りやすい競技です。
選手選考もタイムが基準となります。
しかし感情が置き去りになっているわけではありません。
平素の走りを、練習への向き合い方を、そして頑張りを一番近くで見、判断しているの
は監督です。
みんなに平等にチャンスを与えるのも監督です。
結果と一人一人を付け合せ、色々な思いが交錯されることでしょう。
両校ともエントリー出来たことをとても嬉しく思います。
大会まであと2週間。
チームとして一丸となり、それぞれが役割を果たし、沢山の力を蓄えて大会に挑んで
ください。
みんなで喜びの涙を流しましょう!頑張って!
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