おなじみ吉田特派員のトレイルラン挑戦記です。
「今回が最後」だそうですが、きっと完結編があるのでしょう(^^)?
フルマラソン、トレイルラン、そしてトライアスロン更に言えば
8000日毎日走り続けるためには?などなど、
長距離(系)にご質問のある方は毎週水曜日、夕方から
空城へどうぞ(^^)v
陸上屋は21時閉店です。
それでは吉田特派員、レース編④をお楽しみください♪
☆トレイルラン挑戦記 ~レース編④~
目の前に、5km地点のパネルを見つけました。
腕時計のタイムを確認したら、46分・・・
ロードレースなら、10kmのタイムですよ。
もう笑うしかなかった吉田特派員です。
さて、レース最大の難所、堂床山(860m)の上りは、本当に辛いです。
また、堂床山山頂を越えた後も、西冠山(721m)や可部冠山(736m)を縦走しますので、気が抜けません。
ぬかるみと化した登山道は、「3歩進んで、2歩下がる~♪」状態でした。
無駄に、体力だけを消耗します。
ハイドレーションとエネルギージェルは、本当に助かりました。
最大の難所を抜けたら、お楽しみ?の第2関門(第2エイド)です。
スタッフの方に、泥だらけの手に水をかけていただき、食べ物の物色です。
水分補給に水(スポーツドリンクも選べます。)をいただいた後は、沢山の食べ物が目に飛び込んできます。
ぱっと見た感じでは、キュウリ、プチトマト、梅干、レモンの輪切り(はちみつ漬け)、ポテトチップス等のスナック・・・
とにかくお腹がすいてたので、キュウリにかぶりつき、プチトマトをほお張り、梅干、レモンと次々に食べます。
腹ごしらえが終わったら、出発です。
ここは、ロングコースとショートコースの分岐点になります。
ショートコースは、山下りですね。
下りは、これまでのスローペースを挽回するために、とにかく走ります。
何度も滑って転んで、それでもハイペースで走ります。
「ビビッタら、転倒して骨折」と何度も自分に言い聞かせながら走ります。
上りも下りも共通して言える事は、少ないながらも登山経験と前日のトレランセミナー受講が役に立ったのは事実です。
もうひとつ、不安な事が残ってました。
それは、コースを迷わないのか?です。
ロングとショートのコースが別れてから、前後に選手をほとんど見ることが無くなります。
となると、目印・・・
通常登山道の分岐点には、赤いテープが木の幹などに巻いてあります。
迷いそうな時は、それを目印に進みます。
今回のレースには、分岐点など迷いやすい場所には、目印になるビニルの白いテープが吊るしてありました。
また、スタッフの方が要所要所に立たれてますので、ほとんど問題ないと思います。
ほとんどと言うのは、実際に迷いそうになった選手もいらっしゃると聞いたからです。
山道を走るというのは、足場が悪いので、つい下ばかり見てしまう。
なので、目印を見逃してしまうのでしょうか?
また、スタッフの方が居ると言っても、人数には限界があり、立てない区間もあるという事も考えられます。
セミナーで聞いたのは、「目の前の障害(段差等)を処理した後は、一旦前を見てコースやその先の障害を確認する。」です。
これをやらないと、急な障害を処理できなかったり、コースを間違えたりすると教えていただきました。
様々な困難を乗り越え、最後の舗装路を走りきったら、感動のゴール!
ロングコース(22km) 出走者 292人 完走者272人 完走率(93%)
ショートコース(16km) 出走者 188人 完走者168人 完走率(89%)
以上、トレランレース初体験の吉田特派員、体当たりレポでした。
さて、長々と連載してきたこの企画もこれで最後です。
これからトレランを始めみようと思われている方、参考になりましたでしょうか?
ん?私の結果ですか?
タイム:2時間23分42秒 ショートクラス男子:33位(完走者168人中)でした。
決して誇れるような結果では無いですが、率直な感想は、楽しかったぁ~!です。
ゴールしてすぐ、スタッフの皆さんに、「こんなに楽しいレース、ありがとうございました!」と大声で叫びましたよ。(笑)
ただ、もう若くない我が老体。
やがて、2日後に襲ってくる全身筋肉痛に悩まされるとは・・・
おしまい。。。(*^ー゚)/~~
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