11日から2泊3日で行われた府中町陸上合宿。
無事終了しました。
陸上を愛する子ども達を参加させてくださったご家族様にお礼申し上げます。
そして選手のみなさん。お疲れ様でした。
ここで3日間を振り返ってみたいと思います。
8月11日(土)
府中町を出発。一同もみのき森林公園へ。
開校式で元陸上選手の施設の方から「オリンピックを目指している人、いますか?」
なんて質問もありました。
まず最初に行った事はグランド整備。
更地のグランドにテントを立て、トラックを測って線を引き、石を拾い、草を抜き・・・。
自分たちの手で走る環境を作りました。
それから練習。
夜のミーティングは小川先生の講演を聞きました。
小川先生は現在、府中中央小学校の先生です。
短距離と跳躍(走り幅跳び)を専門種目としておられ、マスターズ陸上大会では
数多くの大会記録保持者。また、ご自身が広島県チームメンバーとして走ったリレー
では日本記録を樹立しておられます。
そんな先生の小学校の記録会から始まる陸上人生のお話。
大学入学時、自分を分析し一時離れた陸上を卒業後、青年海外協力隊として訪れた
モルディブにて同僚の方との出会いにより再開します。
帰国後教員となり、教員の大会に出場することにより本格的に競技に取り組み始めます
が、練習すれども出場できる大会がありません。
いろいろ相談し、探し、現在のように多くの大会に出場できる環境をご自身で見つけら
れました。
そして現在。大会に合わせた練習と体作りに取り組んでおられますが、年齢のためか、
スタートラインに辿り着いたところで故障、棄権なんて事もあります。
そのような経験を重ねることにより、陸上と関わっていく中で多くの事を学び、「今日走る
事ができる幸せと感謝」を強く感じられるようになりました。
スタートラインに立った時、まず「ありがとう」と思うそうです。
この言葉が出ることで自分のリラックスも感じることができるともおっしゃいました。
皆さんは小川先生の講演、どのように感じましたか?
陸上に興味があり、自分で選び入部・入会し、そして今、陸上でつながっている
仲間が集い、陸上の話をみんなで聞き、その関わり方、向き合い方を考える。
とても貴重で有難い時間が共有できたと思いました。
そして二日目。については前回のブログで触れましたので三日目の報告を。
7/13(月)
合宿最終日は賞品をかけたタイムレースが行われました。
短距離は100、200、300、400mの距離を合計11人で走るスエーデンリレー。
合計走行距離は1500m。
1500mの世界記録に挑戦しましたが、残念(>_<)
長距離は一人1000mのアップダウンの激しいコースを5人一組で駅伝レース×3回。
中継点は長い坂の中腹なのでスタートすぐも登り、ラストも登りとすごいコース設定
です。
しかし頑張りました。この3日間の疲労が溜まった足を引きあげ、一生懸命自分と
戦っていました。
その姿は景品の為ではありません。
自分と向き合って前へ前へと走り、結果として景品がついてきただけ。
真剣さと懸命さに応援にも力が入ります。
みんな、よく頑張りました。
今回、故障などで走れなかった選手もいましたが、走れなくても合宿に参加し、補強
しながら、運営を手伝いながら、離れたところから全体を見ることにより多くの事を
学んだのではないかと思います。
みなさん、3日間どうでしたか?
無我夢中で考えるゆとりがなかった人も、この3日間を改めて振り返ってください。
何を得たか。何を体得できたか。何を感じたか。
はっきり言葉に出来なくても振り返ることが大切だと思います。
そして。体が疲れているはずです。ケアを忘れないでくださいね。
明日はこの筋肉痛、治っていますように・・・^^;
それではみなさん、お疲れ様でした\(^o^)/
追伸:合宿の写真をHPに更新する予定です。
掲載次第、HP上にお知らせします。お楽しみに。
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