織田陸上の裏話をひとつ。
先日のブログにも記載しましたが、今回、失格がよく目につきました。
「失格って?」
どのスポーツにもルールがあるよう、陸上にもいくつかルールがあります。
ラインを踏んだとか、バトンゾーン内で渡せなかった為に失格。というのは
選手にも観客側にも比較的解りやすいかと思います。
今回、私の目に留まったのは「フライング」。
2010年から1回目のフライングで即失格というルールになっています。
昨夏の世界陸上でボルトが決勝レースでフライング、退場になった事が
皆さんの記憶に新しいのではないかと思います。
「昔よりずいぶん厳しくなったんだ!」 ふむふむ。そう思われますよね。
これには経緯があり、過去にフライングをかけ引きで使う選手が増えて
競技の進行が遅れたり、故意にフライングをして他の選手のリズムを
崩そうとする選手が増え、2003年と2010年にルールが改正されました。
さて今大会。リレーの第1走がフライングになり、ぼうぜんと競技場から立ち去る姿を
いくつか目にしました。
2走、3走、4走とその場を飲み込めず、バトンゾーンで構えている姿がありました。
それらを目にし、いろいろ思い出しました。
そういえば昔、うちもオーバーゾーンになったよな・・・。バトンが渡らなかったな・・・。
線を踏んだ子も居たな・・・。あの時も辛かったな・・・。
失格となったチームを見送りながらそんな事を思い出し、すっかり感情移入。
側に居た女子チームの選手に、「今日、みんなのバトンが渡ってよかったよ。
バトンが渡るって奇跡に近いんかな?」と、つぶやくと一言。
「えっ?なんで?大丈夫だよ。私たちいっぱい練習したもん(^^)v」
あ~、やってしまった。その通りです。みんなはこの大会に出たくって出たくって、
今日まで一生懸命取り組んできていました。
補欠でもいいから連れて行って!と言ってくれ、選手に入れなかった事が悔しくて涙を流し。
今日も出場直前まで、選手も補欠も誰もがいつでも走れるよう、スタンバイできていました。
よくよくよ~く知っております。見ております。
大失敗。 私、ある意味失格です(;_:)
今日も子に教えられ、育てていただいております。
空城ジュニア陸上クラブ、万歳\(^o^)/
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